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西山勝夫 編・解説『留守名簿 関東軍防疫給水部 復七名簿』刊行

2023年12月15日、不二出版より

揃定価84,700円

十五年戦争留守名簿資料集 全7冊 完結

第1冊 目次

1. 解説 p1-p38

一.はじめに

一―一.『関東軍防疫給水部 復七名簿』入手の経緯

一―二.『復七名簿』とは

二.『関防給復七』全体の外見

二―一.開示内容および写しの作成方法

二―二.第一分冊分の画像構成

二―三.第二分冊分の画像構成

三.『関防給復七』に基づく関防給の構成分析結果

三―一.分析対象について

三―二.階級について

三―三.階級と所属支部

三―四.所属満部隊番号と所属徳番号部隊の一意的関係

三―五.階級と所属満部隊番号

三―六.階級と所属徳部隊番号

三―七.階級と所属情報

三―八.所属する本部・支部と所属部隊番号との関連

三―九.階級と職務(用務内容)

三―一〇.生年構成

三―一一.本籍地構成

三―一二.留守担当者の現住所構成

三―一三.留守担当者の続柄構成

三―一四.處決の構成

三―一五.摘要

三―一六.欄外記入事項

四.『関防給復七』と『留名関防給』の照合

五.考察

五―一.『復七名簿』は終戦時の所属隊員を網羅しているか。

五―二.関東軍防疫給水部の隊員数

五―三.氏名等の異体字異字等、生年月日等の記録の不一致

五―四.諸属性の判明率

五―五.国立公文書館の公文書開示の問題点

五―六.厚生労働省の公文書開示の問題点

六.結論

 

2. 氏名目次 p39-p104

〈復七名簿氏名目次〉p41-p70

一、本「氏名目次」は、「関東軍防疫給水部復七名簿」に記載されている氏名をその配列順に記したものである。

一、また、復七名簿と対照することにより、2018年に刊行した『留守名簿 関東軍防疫給水部』に収録した同「氏名目次」の内容にも変更が生じた箇所がある。そのため、本氏名目次の後半には〈改訂版〉として、改めて「留守名簿 関東軍防疫給水部」の「氏名目次」を収録した。なお、今回の改定で、判読不能箇所を新たに判読した場合も含め、氏名の一部が全く別の字に変更のあった人物についてはその氏名の上に◎を付した。このことにつき、同字の異体字への変化は含めていない。

一、記載されている情報から、同一の隊員に関する記述が複数個所で行われていると認められた場合には当該目次の下の〔 〕内に、その簿冊名-簿冊頁場号を付し、参照できるようにした。

 

一、同一隊員の判断については、氏名の他、本籍地、留守担当者といった情報を参照した。そのため、記載されている隊員氏名は字体が違う、全く別の字である等の理由により、完全に一致しない場合も含む。また、同一の隊員と判断するには根拠薄弱な隊員も、読者の利便性を考慮し、本氏名目次では便宜上同一の隊員として示した。

一、同一隊員の氏名の字体の違い等により表記が揺れていると思われる字、姓、名については( )内に示した。

一、原紙の破損等により、当該ページでは氏名の判読は不可能であるが、氏名以外の情報と照合した結果、氏名を推定できた箇所がある。それについては破損個所を●で示し、その下の( )内に推定氏名を補った。

 

一、記載されている情報から、同姓同名の別の隊員とみとられた場合には、隊員名の下の[ ]内に本籍の都道府県を示し、判別を可能にした。本籍の都道府県も同一の場合は掲出順に[一][二]のようにした。

〈留守名簿氏名目次(改訂版)〉p71-p104

一、復七名簿と対照することにより、2018年に刊行した『留守名簿 関東軍防疫給水部』に収録した同「氏名目次」の内容にも変更が生じた箇所がある。そのため、〈改訂版〉として、改めて「留守名簿 関東軍防疫給水部」の「氏名目次」を収録した

3. 翻刻「陸亜晋第一四三五號 留守業務規程」p105-p141

「陸亜晋第一四三五號 留守業務規程」新旧対照表 p142-p147

4. 将校らの階級別職務別生年月日順氏名兵歴 (1)-(4)


『留守名簿 関東軍防疫給水部 復七名簿』画像 Ⅰ 一~二五八


第2冊 目次

『留守名簿 関東軍防疫給水部 復七名簿』画像 Ⅱ 二五九~五八六