「飯田市平和祈念館を考える会」 ニュース №7

 第5 回学習会を 11 月23 日(木・祝日)の午後1 時30 分から上郷公民館2 階講堂で行います。テーマは、「全国の平和のための博物館の現状からみた飯田市平和祈念館の特色と課題」

講師は、山辺昌彦さん(元東京大空襲・戦災資料センター学芸員)です(参加費500 円)。

 飯田市平和祈念館には、飯田市出身の731 部隊の部隊員がひそかに持ち帰った731 部隊関

係の医療器具や医学書も展示されています。731 部隊で使用されていた物品が展示されてい

る施設は全国的に他に例がありません(しかし、この貴重な資料についての説明が十分にな

されていないという欠点はあります)。全国の平和のための博物館を訪問・調査されている

山辺昌彦さんは、全国的に戦争の加害展示が減る中で、飯田市平和祈念館が、加害と被害の

両面から戦争の悲惨さを伝える施設になるような議論を期待している、と表明しています。

山辺さんに、全国的な視野に立っての飯田市平和祈念館の存立意義や課題、期待すること

などを語っていただきます(詳しくはチラシをご覧ください。ニュース全体はコチラ)。